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Beatles

The BeatlesのBoysの歌詞和訳と英語の解説

投稿日:2019年3月11日 更新日:

楽曲の概略

The BeatlesBoysは、アルバム「Please Please Me」の5曲目に収録されている曲です。オリジナルはThe Shirellesという女性グループの曲です。この曲ではリンゴスターがリードボーカルを務めています。

Boysは非常にストレートな曲で、女性4人組のグループが男の子とキスをする喜びについて歌った歌です。ビートルズは男性グループのため、ところどころ歌詞が書き換えられていますが、このページでは、原曲の歌詞との違いを見ながら歌詞の解説を行いたいと思います。

Boysの歌詞和訳と英語解説

I been told when a boy kiss a girl
Take a trip around the world

(男の子が女の子にキスすると、世界中を駆け巡る気分になるんだって)

I beenは「I've been」の略となっています。またa boy kiss a girlも教科書的には「a boy kisses a girl」ですが、三人称単数現在のsが省略されています。ポップソングにおいてはこのように、教科書通りの文法となっていないこともあり、音楽のジャンルによってはこの傾向がさらに顕著になることもあります。

I was told 〜で「〜だといわれた」という表現になり、これは現在完了形となっていますが、「いわれたことがある」というニュアンスで捉えられます。

2文目は主語が省略されていますが、原曲ではshe、つまり「キスをされた女の子が世界を駆け巡る」となっています。世界一周してしまうくらいに飛んでいってしまうほどの興奮だというニュアンスが感じられますね。

ビートルズのカバーにおいては、主語を省略することで誰が世界を駆け巡るのかハッキリしませんが、次の文章をみるとこの意図が感じられます。

Hey, hey, (bop shoo-bop) yeah, she say you do. (bop shoo-bop)

(本当にそうなんだって)

she say (says) you doを直訳すると「彼女はあなたがそうするといっている」となります。まず、主語のsheは不特定の女性もしくは「キスをされた女の子」を指していると考えられます。そしてyouは男の子。前の文章では「世界を駆け巡る」という行為について語られていたので、「女の子にいわせると、キスをしたら世界をぶっ飛んじゃうらしいよ」という意味になります。

上のようにムリヤリに文法的に解釈することもできますが、男の子がぶっ飛ぶのか、女の子がぶっ飛ぶのかは大きな問題ではなく、ティーンエイジャーにとって、キスをすることは飛んでいってしまうほど興奮することだというニュアンスは伝わりますね。

ちなみに原曲では「please say you do」となっています。原曲ではさらに、前の文の世界を駆け巡る主語もsheとなっています。つまり、キスをされた女の子は世界を駆け巡るらしいという伝聞に対して、「ねえ、キスって本当にそんなすごいことなの?そうだといって!」と女の子同士で盛り上がっている様子が思い浮かびます。

My girl says when I kiss her lips
Gets a thrill through her fingertips

(僕の彼女、僕にキスをされると指先までゾクゾクするんだって)

原曲ではここの部分は「mama says when you kiss my lips」となっています。つまり、「男の子とキスをすると、女の子は指先までゾクゾクするってママがいってた」となります。

ビートルズ版では原曲とは変えてあり、この部分だけ男性目線で歌っていて、「僕が恋人にキスをすると、(恋人は)指先までゾクゾクするんだって」となります。

Well, I talk about boys
(男の子の話をしてるんだよ)

Don't you know I mean boys
(そう、男の子の話ってわからない?)

Well, I talk about boys, now
(だから、男の子の話なの)

Aaahhh, boys
(ああ男の子たち)

Well, I talk about boys, now
(男の子の話なんだ)

What a bundle of joy! (Alright, George!)
(最高の喜びだよ!ジョージ、頼んだ!)

この部分は、リンゴスターが「男の子たちの話をしてるのよ」と叫んでいますが、原曲では女性グループが歌っていた部分です。

歌詞も曲名もGirlsとしたらこの曲のカバーは成り立たないと判断したのでしょうか。また原曲をリスペクトする意味であえてそのままにしていたのでしょう。

最後のところで「bundle of joy」と歌っていますが、bundleは大きなかたまりなので、大きな喜びであるという意味です。これはなんとも英語っぽい表現ですよね。似たような表現としてはbarrelsという単語もあります。バレルというと石油の単位やビールの樽、KFCのパーティ用のセット(これも樽の形をしていますね)を思い浮かべますが、barrels of funといえば「楽しみの樽」、つまりたくさんの楽しみとなります。

男の子(boys)を連呼した後に最高の喜びだと歌っていますが、これも原曲が女性グループの歌だと考えると頷けます。ビートルズは女性の歌も数多くカバーしていますが、多くの曲は男性でも女性でも歌える歌詞が多かったのですが、この曲に関しては一筋縄ではいかなったようですね。

最後の「ジョージ!」と呼びかけるところはジョージハリソンのギターソロに移行するためのかけ声です。

収録アルバム

Please Please Me(ビートルズのアルバム第1弾)

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Please Please Me (Remastered)

-Beatles

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