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Beatles

There's A Placeの歌詞和訳と英語の詳細解説

投稿日:2019年3月21日 更新日:

ビートルズの「There's A Place」は、アルバムPlease Please Meに収録されてい曲で、ジョンレノンの曲です。シンプルなラブソングが多い初期のビートルズには珍しく、内省的な歌詞となっています。

There's A Placeの歌詞和訳と英語解説

There is a place
Where I can go
(僕にはいくべき場所があるんだ)
When I feel low

(落ち込んでいるときとか)
When I feel blue
(ブルーなときはそこへいくんだ)

歌詞では4行に分かれていますが、実際には1文と捉えられます。まず「There's a place=場所があるんだ」といい、どんな場所?という疑問に徐々に答えていきます。

「a place = とある場所」

「a place where I can go = 僕がいくことができる場所」

「a place where I can go when I feel low = 僕が落ち込んでいるときにいくことができる場所」

「a place where I can go when I feel blue = 僕がブルーなときにいくことができる場所」

と徐々に「とある場所」を膨らませています。

And it's my mind
(それは僕の心の中)

そしてここで「とある場所」のネタばらしをしています。それはつまり僕の心だと答えています。

And there's no time when I'm alone
(そこにいけば孤独なんて感じないんだ)

この文章は、when以下の文がtimeにかかるのか否かによって、「僕が孤独な時間はない」という解釈と「僕が孤独な時、時間がない」という解釈ができそうですが、ここまでで自分の心の中はいい場所だといってきたので、後者だとおかしくなりますね。

I think of you
(君のことを想ってる)

And things you do
Go 'round my head
(君の仕草が僕の頭を離れないんだ)

この文もどこで区切るかでニュアンスが変わりそうですが、文法的要素から判断すると

I think of you, (君を想っているよ)

And things you do go 'round (around) my head (そして君のすることが僕の頭を巡っている)

と、andを接続詞として二つの文に区切るのが適切と考えます。

そうすると以下の「go 'round my head」に、スムーズにつながりますしね。thingsが複数形であること、goが3人称複数形に対応していることも根拠となります。

「things you do」は直訳すれば「あなたがすること」ですが、「君の仕草」だったり「僕にしてくれること」だったり、訳し方はいろいろですね。

The things you said
Like "I love only you"
(君がいったことも、たとえば「愛してる」っていってくれたこととか)

この文章には動詞に相当する部分がありませんが、文脈を見れば、前の文章の「things you do go around my head」の繰り返しだと解釈できます。「things you said (also) go around my head」(君の言葉も僕も頭を離れないんだ)といっていると解釈できます。

  • Things you do go around my head (君の仕草が頭を離れない)
  • The things you said (also) go around my head (君の言葉も頭を離れないんだ)
  • like "I love you"は、「君の言葉」を修飾していても「愛してるっていってくれたこととか」となります。

In my mind there's no sorrow
(僕の心の中には悲しみなんてない)

sorrowは悲しみ。tomorrowを語尾が同じなので、韻を踏むときに使われています。

Don't you know that it's so
(そうだって知ってた?)

soという単語はいくつもの意味がありますが、ここでは「so=そう」の意味で使われています。

There'll be no sad tomorrow
(悲しい明日なんてない)

Don't you know that it's so
(そうだって知ってた?)

sorrow, so, tomorrowと[oʊ]で韻を踏んでいますね。ビートルズの初期の歌はあまり歌詞にこだわっていないと言われますが、韻を踏むということはほとんどの曲で行われていて、韻に注目して聞くのも楽しいものです。

There is a place
Where I can go
(僕には自分だけの居場所があるんだ)

When I feel low
(落ち込んでいるとき)
When I feel blue
(ブルーなときに行ける場所)

And it's my mind
(それは僕の心の中)

And there's no time when I'm alone
(そこにいれば孤独なんてないんだ)

There's a place...
(僕だけの場所)

歌詞の解釈について

歌の中に出てくる「a place」は「僕の心」だと説明されているのですが、これはどこか具体的な場所を意味しているのではないかという議論もあります。

たとえば、のちの歌に出てくるStrawberry Fieldsではないのかとか、生まれ故郷のリバプールではないのかなど。

またある解説では「今はビートルズの一員であるという意識」を歌っているのではないかとも言われます。これは歌詞には全く出てきませんが、このような解釈を考えるのも楽しいものですね。

 収録アルバム

Please Please Me(ビートルズのアルバム第1弾)

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Please Please Me (Remastered)

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